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夏まっただ中の今だからこそ、見ておきたいおすすめ10のクラシックムービーのご紹介です。
いつもと違う節電の夏、会社から早く帰り家で過ごす人も多いのでは？
そのな夏の夜を有効に使うには？・・・・クラシック映画をお楽しみ下さい。

７年目の浮気／The Seven Year Itch（1955）
マリリンモンローのあの名シーンはこの映画からでした。


1950年代ニューヨーク、妻と子供が避暑地に出かけて一人過ごす結婚７年目の中年男性が、突然彼のもとに現れるあまりにセクシーすぎる娘（マリリンモンロー）に翻弄される（勝手に翻弄してしまう）ストーリー。舞台劇の映画化作品です。
写真のシーンは、二人で映画に出かけた帰りに、地下鉄の通風口からの風で涼んでいるところです。
監督はビリーワイルダー、出演はトム・イーウェル、マリリンモンローです


裏窓／Rear Window（1954）
ヒッチコックの上質ミステリーを豪華出演者で楽しめる映画です。


Rear Window (1954) Grace Kelly & Jimmy Stewart

小さな室内で展開される、出演俳優達の演技力が楽しめる映画です。こちらもニューヨークの夏の設定です。
このシーンのドレスは当時人気となり、沢山の女性がグレースケリーの写真を持って、ドレスの仕立て屋に駆けつけたそうです。
監督はアルフレッド・ヒッチコック　出演はジェームス・スチュワード、グレース・ケリーです


去年の夏突然に／Suddenly, Last Summer（1959）
夏は良い思いでばかりではなく、消し去りたい記憶もあります。


エリザベス・テイラー、キャサリン・ヘップバーン、モントゴメリー・クリフト等、当時の人気と実力が伴う豪華スター出演の、シリアスなサスペンスです。
監督は ジョセフ・Ｌ・マンキーウィッツ、「イブの全て」、「クレオパトラ」等を監督してたんですね。
※良い作品ですが、わりとショッキングで後味が良くない映画なので、ご注意下さい。


グリース／Grease（1978）
夏は歌って踊らなくちゃ。


1958年が時代背景の1978年公開のミュージカル映画で、ブロードウェーミュージカルの映画版です。当時世界的なスターシンガーだったオーストラリア出身のオリビア・ニュートンジョンと、熱狂的に女性に受けていたジョン・トラボルタ出演の、育ちの違うティーンネージャーの夏の恋のストーリーのミュージカル映画です。歌と50’sファッションが楽しめますよ（ディティールが70年代風にアレンジされていますが）。
制作費6百万ドル、興行収益３億9千４百万ドル（現309億円、当時の1ドル200円レートで789億円）越えの大ヒット映画で、レコード２枚組のサントラも世界中で2800万枚売れたそうです。


ブルーハワイ／Blue Hawaii（1962）
エルビスプレスリーの映画です。




エルビスプレスリーは、当時の世界中の若者に衝撃を与えた最初のロックスターですが、キャリア中頃は契約上映画にも多数出演していました。
その中でも有名なのがブルーハワイ。ハワイの美しい風景の中で展開されるコメディーです。エルビスプレスリーの歌声が甘くて優しいです。


続きます。


ヒデキ