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今年は書くまい、と思いつつ、海外ドラマ好きなので、やっぱり取り上げてしまうエミー賞です。


左はビッグ・バン・セオリーのKaley Cuoco（ケリー・クオコ）、黒いドレスに赤のバッグとシューズのコーディネートは応用できそうですね。今年は彼女が履いている、身長が15cmくらいアップしそうなプラットフォーム・ハイヒールシューズが大流行で、女性はより高くなり、プレゼンターに男女が並ぶと、女優のほうが背が高い現象が起きていました。
センターはザ・グッド・ワイフのJulianna Margulies（ジュリアナ・マグリース）で、ERで見覚えのある人もいるのでは？今回は主演女優賞を受賞。ドレスはARMANI PRIVE。
右は今回のアワードのFOXのGLEEに出演中で、司会のジェーンリンチ（Jane Lynch）なんと51歳。美人でスタイルが素晴らしく顔が小さい、写真のようなガウンとマニッシュなスーツがよく似合う、見ての通りのオープンなレズビアンです。意外と上手な司会でしたよ。彼女がブレイクした映画は「ドッグショー」で、そして「40際の童●男」で男性との初体験を語るエピソードが笑えました。



ケイト・ウィンスレットはミニシリーズのMildred Pierce（ミルドレット・ピアース）で主演女優賞を受賞。赤い「Elie Saab」のドレスとヘアースタイルが若々しく見えて良かったです。離婚以降なにかが吹っ切れたようで、Glamour誌のカバーに登場、新しいことにチャレンジしているように見えます。
グイネス・パルトロウはエミリオプッチで登場（しかし不評）、グイネスが2002年のアカデミー賞にアレキサンダーマックィーンの透け透けドレスで登場して以来、私はこの人には普通のドレスを期待していません。がんばれファッション番長。
右はコメディードラマの「モダンファミリー」のSofía Vergara。ラテンは赤ですね。モダンファミリーは現代的な家族（異人種歳の差再婚カップル、養子を迎えたゲイカップル等）が登場するモキュメンタリードラマ（作り上げたドキュメンタリー）で、脚本がとても賢くて唸る、コメディードラマです。たぶん、もうすぐ日本でも放送されます。



左はバンパイアダイアリーズの女優。ドレスはDonna Karan (ダナキャランらしくなくて驚き）。センターはMike & MollyのMelissa McCarthy（メリッサ・マッカーシー）、「ギルモアガールズ」 、「サマンサ・フー？」に出ていた私も大好きな名脇役ですが、減量に奮闘する男女のラブコメ「マイク&モリー」ドラマの主演に。そして受賞しました。日本未公開ですが、きっとすぐに見られるでしょう。前よりちょっと大きくなってる気がする・・・。
右はサタデーナイトライブのクリスティン・ウィグ。とにかく才能ある面白い女性です。日本公開は不明ですが、今年公開のヒット映画「Bridesmaid（ブライズメイド）」の脚本家の一人で、出演もしているので、その壊れっぷりを見て下さい。
余計な情報ですが、クリスティンのアートスクール卒業後の最初の仕事は美容整形クリニックで、フォトショップで整形後のシュミレーション画像を作る仕事だったそうです。そんな仕事があるんだ・・・・（と言いつつ、私もフォトショップでいろんな人のシワ・シミ・たるみを消しています）。



マッドマンのオフィスの意地悪気味なマネージャー役のジョーン・ホールウェイでブレイクし、助演女優賞にノミネートされた「Christina Hendricks（クリスティーナ・ヘンドリクス）」、36歳とは思えない！。クラシック・グラマーなボディーです。略語文化の日本で有名になったら、きっとジミヘンみたいに「クリヘン」と呼ばれる事でしょう。


今回、感動を呼んだのが「Game Of Thrones」のPeter Dinklage。体の小ささだけで注目されがちなのに、演技を見てくれた人たちがちゃんと居たんですね。助演男優賞でした。ゲームス・オブ・スローンズは『王狼たちの戦旗』が原作（この作品は知りませんでした、すみません）。早く見てみたいです。



「ビッグ・バン・セオリー」のシェルダン役のジム・パーソンズ。毎回、息継ぎしなければならないほどのへ理屈だらけの長い台詞回しが見事。私の好きなシットコムの一つです。プレゼンターは「2and Half Man」を首になったチャーリーシーンで、彼からエミーの像をもらったパターソンズが思わず「いろんな意味で凄い経験だよね」と言うと会場中大ウケでした。
コメディードラマ「コミュニティー」（コミュニティーカレッジが舞台）のJoel McHale。
「The Good Wife」のエリ役でノミネートされた、アラン・カミング。四角四面そうな人柄ですが、写真のジャン・ポール・ゴルチエのタキシードをチョイスしてしまう個性的な人です。ロミー・アンド・ミシェルにも出演し、映画史上に残る不思議な振り付けのダンスを披露しています。私はわりと好きな俳優です。

取り上げたドラマはほとんど日本で放送されていて、未放送作品もしばらくすると日本で見られると思うので、興味のある方、ぜひ見て下さいね。

ヒデキ